ベッドの上で膝立ちになったサンジは前に座るゾロに上体を預け、しがみついていた。
その白い双丘の奥からは、散々流し込まれたオイルが溢れ出る。
蜜のようにドロリと流れ、脚を伝う感触まで敏感に拾うサンジはガクガクと震えていた。
「なぁ、立ってんの…つれぇ」
サンジの腰に回した手に力を入れ、仰向けにそっと倒す。
「ばっか、てめぇ、ゆび入ったま、ま……っんーぅ…」
サンジの肢体が突っ張って少量の白濁が桃色に染まった腹に散った。
達するほどの快感を、眼を瞑ってやり過ごしたサンジは、恍惚とした表情のままその瞳を開いた。
力一杯瞑っていた目許は赤味を帯び
薄く膜を張ったように濡れた瞳はいつもより濃い色に見える。
そんな姿態に煽られないはずもなく、取り出したゾロ自身は最大限かというほど大きくなっていた。
「くっ、たまんねえ!」
「え、今は!!ダメってぇ…あ、あ、いっちま、から--」
あてがわれた熱塊はズブズブとサンジを貫き、飲み下したばかりの快感は、更なる波を連れてサンジに襲いかかる。
ズンと最奥を突かれたとき、小さな叫びとともにサンジは達した。
ゾロを包む肉壁がきゅうっと締まる。
ザワザワとうねり、扱き上げる。
「ぐぅっ」
持っていかれそうになるのをなんとか堪え、サンジの上に倒れ伏せた。
目の前になった小さな乳首をチュッと吸うと、サンジがまたひとつ大きく跳ねた。
ベッドに手をついて見下ろすとしっとりと汗をかいたサンジの躰から馨しい芳香が立ち昇っているようだった。
のぼせたような赤い頬に、飲み込み切れなかった唾液が一筋。
舐め上げると、ぼんやりと碧眼が開いた。
「気持ち良さそうだ。」
「てめぇが、ヨくしてくれてんだ……当たり前だろ?」
婉然と笑った。
サンジはフと手を下ろすとゾロの陰嚢を柔やわと揉む。
「てめぇは?ヨくねぇの?」
「っんなワケねーだろっ!」
切羽詰まった顔で即答され、嬉しげに笑ったサンジはピアスの耳を食んだ。
「じゃあ、とっとと動け。おれン中に全部よこせ。」
腰を抱え上げられ、轟然と打ち付ける熱い男にすべてをゆだねる。
ぽたぽたと、降ってくる汗まで愛おしい。
高く上がった脚を、ゾロの腰に回し、しがみつく。
躰の奥で熱が弾けたとき、サンジも再び絶頂を迎えた。
互いの射精が、次の快感を引き出す、快楽のループにハマったようだった。
ドサリとゾロが倒れ込む。
互いに間近で見交わすと、息も整わないうちに唇を貪った。
「おかわりは?」
「いいのか?」
「てめぇが欲しいなら。
欲しいだけくれてやるぜ?」
「後悔すんなよ。」
「壊れちゃう~ってか?はははっ!壊してみろよ、ダーリン?」
fin
もてサンジと嫉妬するゾロ のリクエストでした。
rinco様、お待たせいたしました。
リクに応えられたかどうか、必要以上に長くなって、色々反省ですが、
私がやりたいことはすべてやりました!(笑)